平成23年8月16日(火)晴れ
震災後の応急復旧に追われた時期が過ぎ、お盆は休養する事が出来ました。
しかし、本当の災害復旧・復興はこれからだと感じています。
お客様方からも「余震は気になるけど、住まいや塀や土留の修繕見通しを立てて
おきたい」との声を多く伺うようになりました。
多くの方が、余震が落ち着く時期をうかがっていたのですね。
私の住む街では、一部地域が液状化による被害を受け、住宅が傾いたり、塀
が傾いたり、道路や下水道等が機能を失ってしまったり機能低下しています。
現在、インフラ(道路・上下水道等)などは応急復旧が概ね終了し、本格的な復旧
工事を迎える段階にありますが、一般住宅などの液状化による被災物の修繕は
ほとんど進んでいないのが現状だと思います。
この液状化による被災物の修繕は少々難しい問題です。
構造物の傾きを直したとしても、液状化を生む地盤の改良・改善を行わなければ
それを防止できず、修繕するとすれば地盤の改良も伴わなければなりません。
もちろん、その地層の状態を把握し目的物にあった適切な改善方法を選択する
ことが重要ですから地層・構造物によって、改良・改善方法が変わってきます。
つまり、地盤の改良は場所により・目的物により、処置が軽いケースから、大が
かりになるケースまで考えられるという事です。
上記のとおり、様々なケースが考えられる液状化問題ですので、この問題で
お困りの方は、まず業者さんに相談してください。
当社でもご相談承りますのでお気軽に御連絡ください。
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