平成25年9月18日(水)はれ
東日本大震災では多くのブロック塀が倒壊しましたが、その原因は
どこにあったのか、個人的見解ですが思うに大きく3つあると思います。
(1)巨大地震で揺れがあまりに大きかったから (2)構造物の寿命・
耐用年数の経過によるもの (3)適正規格から外れた構造である事
、適正な施工がされてない事、これは人的原因・人災とも言えます。
前回も紹介しましたが(社)全国建築コンクリートブロック工業会HPに
掲示する安心なブロック塀とはしっかりとした基礎の上にあって、塀の
最大高さは地盤面より2.2mまでとし、鉄筋が縦横に適正に配筋され
ていて、塀の高さが1.2m以上の場合控壁(控柱)が3.4m以下の間隔
で設置されているなど様々な規定があります、それらを遵守して施工
されていたなら倒壊せずにすんだ、或いは倒壊までしない塀も多かっ
たのではないかと考えます。(あくまで個人的見解ですが)今後、塀の
設置や改修を検討されている方、上記の(3)について、施工業者さん
へ確認・相談・協議をしてください。 次回は生垣についてお話します。
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