平成23年6月30日（木）晴れ

気温は30℃を越え、夕方に雷が鳴り響く真夏のような6月の最終日、

まだ6月なのが不思議に思える日でした。

ブロック塀を補強した現場を紹介します。

当HPエクステリア拝見のリフォーム欄で紹介しているブロック塀ですが

震災により既存ブロックと新設ブロックの接続部に亀裂が入り、転倒は

しないが押すと揺れる不安定な状態になってしまいました。

補強方法は2通り、1つ目はスペースがとれる住宅脇に控えブロックを

設置しました。

2つ目は補強コンクリート壁の設置です。

通常のブロック塀施工時ではブロック間にコンクリート壁を挟んで塀

の強度を増したりするのですが、今回はブロック塀は壊さずにアンカー

を打ちこみ鉄筋で補強した後、ブロック塀の内側に補強コンクリート壁

を作りました。

この形にしたのは撤去工事（撤去費用）をなくし、塀の補強と駐車場の

スペースを確保するためです。　また、外観に変化が無く、補強後の

デザイン性もお客様に満足いただける形でした。

今回の震災では安心して生活する事の大切さ、その安心をどの

ように提供できるか、より良い形で提供できるかを考えさせられます。

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平成23年6月29日（水）晴れ

昨日の記事で、塀の強度を増して倒壊や破壊を防ぐ提案をしましたが、

逆に塀の重量を軽くしたり、強度よりも柔軟性で倒壊や破壊を防ぐ方法

もあります。

ブロックや大谷石塀からフェンスや木柵に変えることです。

下の写真はブロック塀や大谷石塀が被災・破壊された箇所を木柵や

フェンスに変えた例です。

≪ブロック塀→木柵≫

≪大谷石塀→ブロック＋アルミフェンス≫

アルミフェンスは軽量なので、塀が転倒しようとする力を軽減することが

できす。また、木柵は強度は落ちますが、軽量である事と柔軟性があり

たわみに対応することが出来ます。

倒壊や半倒壊してしまったブロック塀・大谷石塀を直したいと思っている

皆さま、様々な修繕方法がありますので、まずはプロにご相談ください。

当社には2名のブロック塀診断士が在籍しておりますので、現在の塀の

状態を見極めたうえで、状況にあった御提案をさせていただけますので

お気軽にご相談ください。

平成23年6月28日（火）晴れ

今回の東日本大震災により、多くのブロック塀・大谷石塀が壊れて

しまいました。また、倒壊を免れた塀も大きなダメージを受けている

ことでしょう。

倒壊・半倒壊してしまったブロック塀や大谷石塀の所有者の方が

修繕を考えるときにひとつのジレンマがあると思います。

それは、「早く塀を直したい、再度の地震でブロック塀などが倒壊

する前に（倒壊による被害が出ないうち）直したいが、また地震が

起きて壊れてしまうのではないか」　というジレンマです。

そこで提案ですが、より強い塀をお求めであれば、土留ブロック

で修繕・改修・補修を考えてみてはいかがでしょうか。

土留ブロックとは通常土留めに使用するブロックですが、土圧に

耐える構造になっていますので、塀に使用すれば強度の高い塀に

なります。　また、景観にも配慮がなされ落ち着いた趣があります。

例えばエスビックの製品では「レコム」がそうです。

http://www.s-bic.co.jp/product/product_list/34　この場所で確認

できますのでご覧ください。

この他にも様々な土留ブロックの種類がありますので、

検討されてみてはいかがでしょうか？

 平成23年6月22日（水）

今のところは、やはり災害復旧・修繕関係が多いですね。

最初の現場は集合住宅（AP）の駐車場です。震災時の

液状化により舗装や構造物が沈下して壊れています。

舗装が下がった所に砕石が敷いてありますが、最大で

約７ｃｍ程度地盤沈下しています。

駐輪場のコンクリートも割れていました。

この状況を見て、APのオーナー様が言いました　

『住居者の皆さんが不安を感じないように直したい』　

そこで、アスファルト舗装とコンクリート構造物の修繕

を行いました。

APのオーナー様の言葉が印象に残る現場でした。

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